ヘンプって何?
ヘンプ(大麻)は麻の一種です。
麻と呼ばれる植物はヘンプの他にもリネンやラミーなど
多種ありますが、 ヘンプはその中でも最もエコロジカルで、
機能的にも大変優れた植物です。
ヘンプは地球環境と人にやさしく、人類が地球上で
持続可能な社会を築く ために希望となる究極の環境植物です。
ヨーロッパを中心に世界中で活用されており、
日本での認知度も急上昇中です。
現在の日本では、環境問題に敏感な人々の間で熱烈に注目され始めています。
ヘンプは食べ物としても美味しくいただけます。
麻の実油や麻の実ナッツなど、手軽に料理に使えるものが販売されています。
また、七味唐辛子の中にも麻の実(3mmぐらいの硬い粒)が含まれていますので、
実は日本人にとって古来から親しまれて使われてきているものなのです。
ヘンプってどんな風にエコなの?
ヘンプは非常に生命力が強いため、栽培にあたり農薬や化学肥料を使う必要がありません。
3ヶ月で3~4mの高さに成長します。
また、肥沃な土地から不毛の土地まで、極地を除く地球上のほとんどの地域で栽培することができ、
農作物が育てられない土地を有効活用できます。
ヘンプを栽培することでその土壌が改良されます。
「大気の浄化(Co2削減効果)」
「土壌の浄化(土壌改良・砂漠化防止)」
「病害虫抑制」
「除草剤不使用」
といった働きで、自然環境の改善・修復が期待できます。
ヘンプの優れた機能って?
ヘンプの繊維は、他の麻と呼ばれる繊維の中で、最も細くしなやかな繊維です。
薬品による柔軟加工無しで“麻なのにフンワリ”を実現できます。
ヘンプ繊維は「抗菌性」「消臭性」「強力性」「UVカット性」
といった優れた機能性を天然のままで備えています。
機能性をもたせるために化学薬品を用いる必要がありません。
繊維以外の部分にも様々な機能性があり、
植物まるごと、捨てることなくいろいろな用途に活用できます。